HIVに感染し、放置しておくと徐々に体内が蝕まれ、エイズを発症します。
HIVの感染からエイズの発症までは数年かかります。
人によっては感染しても気がつかずに、いきなりエイズを発症し、手遅れになってしまってから気がついてしまいます。
この「いきなりエイズ」の状況は、年間400名を超える人が報告されています。
もしこの記事をHIV検査前に読んでいる人もいると思うので先に書いておきますが
いきなりエイズ発症する前に治療を開始した場合は、120週後の生存確率は99%といわれています。
いきなりエイズ発症した後に治療を開始した場合、120週後の生存確率は80%まで低下する。
いきなりエイズの余命は数年というところです。
「いきなりエイズ」はどうやって気がつく
まず、エイズの発症は別に目だってわかるものではありません。
免疫が徐々に落ちていくので、普通の風邪や体調不良というレベルです。
おそらくこの時点で気がつくこともないです。
ただし、免疫がないので、肺炎まで発展することも多く、市販の薬を飲んでも完治した感覚もありません。
病院に行っても多少回復するものの、すぐに病状が悪化することも多く、なんとなく「普通の風邪」ではないと自分も医師も気がついてきます。
悪化すると、入院しさまざまな検査を受けることでしょう。
レントゲン
血液検査
・・・
検査をしても異常が見当たりません。
でも体調は悪く、抗生物質を投与しても効きません。
そのころからおそらく医師から転院を促されます。
「エイズの拠点治療の病院」へ。
医師はさまざまな病気の可能性を消去していき、残った可能性からほとんどのケースで「カリニ肺炎(ニューモシスチス肺炎)」を疑われます。
カリニ肺炎(ニューモシスチス肺炎)は正常な免疫能力を持つ場合発症することは希で免疫低下時に発症する、日和見感染症の一つです。
エイズ患者の判断の1つとなる病気。
この様に、「エイズ」と判断していきます。
いきなりエイズの余命
HIVに感染するとCD4という免疫力のレベルを測る指標を1つの基準にして治療が行なわれます。
CD4陽性Tリンパ球のことで、いわゆる人の体の免疫をつかさどる数値です。
個人差はあるものの1000から1300が正常な数です。
400から350あたりから抗HIV治療を開始するのが一般的です。
多いほど余命は長いです。
200をきると3年くらいが目安と思われますが、薬や治療の相性で比較的永く生きられます。
いきなりエイズは、200を切っている段階で診断されることが多いです。
いきなりエイズになったら
エイズになると、入退院を繰り返すことになります。
CD4の数値、症状を見ながら投薬が行なわれ症状と副作用と戦いながら生きます。
病院を一時的に退院することもできるほど回復する人もいるので最近は怖い病気ではありません。
ただ、つねにCD4の数値に気をつけながら生きることになります。
さまざまな症状に悩まされ、最後はガンを患う人も多く、命の火が消えていきます。
HIV感染とエイズは違う!
エイズを発症すると余命は数年です。
しかしHIV感染に気がつきエイズ発症前から治療を行うことができれば余命はとても永くなります。
今はHIV感染の初期の段階で発見できると、発症を40年以上遅らせることができます。
仮に30代でHIV感染しても70歳までエイズを発症せず生きることができるのです。
いきなりエイズにならないよう、初期症状を見逃さず、少しでも疑いがあれば検査を受けましょう
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