HIV検査を受けることができるのは、保健所・検査病院・郵送のHIV検査キットの3つです。
毎年、約20万件を少し超えるくらいの検査が行われていて、2016年はそのうち11万件が保健所など、9万件が郵送のHIV検査キットによるものです。
それぞれのHIV検査を受ける方法には長所と短所があり、自分の生活に合わせた検査を選ぶことが大切です。
郵送検査が増えている
参考:STDチェッカー資料
ここでは、それぞれの検査方法の特徴をまとめました。
ぜひ、自分の生活にあう検査方法で、検査することをお勧めします。
保健所 | 検査病院 | 検査キット | |
---|---|---|---|
検査費用 | 原則無料 | 6,000-10,000円 | 3,000-5,000円 |
検査スピード | 即日-次回開催 | 即日-1週間 | 1週間 |
検査実施日時 | 月に1.2回 平日午前中 | 比較的いつでも | いつでも |
行きやすさ | 行きにくい | 行きにくい | 気軽 |
匿名性 | 匿名検査 人にはあう | 匿名検査 人にはあう | 匿名検査 家族に荷物がばれるかも |
必要な時間 | 半日以上 | 半日以上 | 38分 |
結果確認 | その場か再度訪問 | その場か通知 | WEB確認 |
ほか性病検査 | 原則HIV検査のみ 保健所でことなる | 費用は高いが、性病検査がそろっている | 費用は安く、一般的な検査が一通りできる |
HIV検査の内容 | 抗体検査 | NAT、抗体と色々ある | 抗体検査 |
HIV検査の費用
まず気になる点は費用です。
保健所は感染拡大を防ぐために、国の事業として検査が行われ、誰でも、無料で検査を受けることができます。
関連記事:
検査の病院では、自由診療のため全額自己負担です。
病院ごとに費用も決めることができるので、一律ではなく、相場は6,000-10,000円。
関連記事:
検査キットは、実施している検査機関毎にちがいます。
相場は3,000-5,000円といったところです。
HI検査の内容
HIV検査の内容は保健所の多くや、HIV検査キットも抗体検査を行います。
検査専門の病院も抗体検査を主に扱います。
感染機会から2-3ヶ月で体内にできるHIV抗体の有無を検査するもので、現在最も信頼できる検査。
HIV感染の恐れのある人は、3ヶ月も待てないという人も多く、そのため検査病院ではNAT検査を実施しているところもあります。
細かな検査方法が異なるけど早いところでは感染機会から2週間程度で、かなり精度のよい検査も受けることができます。
関連記事:
検査のスピード
抗体検査は仕組みがしっかりできていて、保健所や検査病院ではだいたい即日結果がわかります。
ただ、偽陽性がでたり保留になると時間がかかり、再度保健所に行く必要がでます。
NAT検査は即日結果が出ないので、後日確認する必要があります。
病院によってはWEBやメールで確認できます。
郵送の検査キットは、採血をするところが自宅になり、そこから検体を郵送するのでその時間差が出てしまいます。
注文から検査結果がわかるまで、だいたい1週間かかると考えておくといいです。
関連記事:
検査の実施日時
まず保健所は保健所ごとに検査日程は異なりますが、1ヶ月に1.2回、平日の午前中に行われています。
一般的な社会人にはなかなか通うことが難しい時間です。
検査病院は、土日祝日も営業しているところもあります。
ただ、都市部にしかないので誰もが通えるわけでもないです。
郵送のHIV検査は、いつでも検査ができるのが特徴です。
匿名性、信頼性
HIV検査を受けたことがばれたくないという人は多いですよね。
安心してほしいのは、どの検査も匿名です。
保健所でうけても、検査病院で受けても、HIV検査キットでも名前を名乗る必要はないので、ばれることはありません。
保健所や検査病院での危険は、顔見知りに会うくらいです。
まず可能性は低いですよね。
仮に見かけたとしても、すぐにわかることもありません。
HIV検査キットでは荷物が家に届くことが、もっともばれる可能性が高いです。
一人暮らしであれば、問題ないです。
家族と住んでいる人は、荷物の受け取りを局留めなどにして自分で受け取りに行くなどもできます。
信頼性という点では、どこも同じです。
NAT検査は少し精度が落ちるので3ヶ月を目安に後日抗体検査を受ける必要はあります。
以上がそれぞれの特徴です
最後に、検査方法ごとに向いている人
検査キットの利用が向いている人
病院や保健所に行く時間の無い人
HIVや性病の判断がつかない人
危ない性行為をした人
病院や保健所に行きにくい人
ほかの病気もいっせいに検査をしたい人
病院が向いている人
NAT検査をど受けたい人
保健所が向いている人
保健所が近い人
無料で検査がしたい人
HIV感染の不安は、HIV検査を受けて白黒をはっきりつけないと解決しません。
悩んでいても、わからないので、しっかり検査を受けましょう。
生活にあわせ、もっとも都合のよい検査方法があると思います。
悩まず、ぜひ検査をうけてください。
イチオシの性病検査キット
●STDチェッカー
その特徴は
- 厚労省の精度検査で「100%完全一致」した唯一の郵送検査事業者。
- コールセンターは性感染症学会認定士など専門家が対応
- 全国42,000の医療機関ネットワークで万が一の時も紹介してくれる
- 採取を失敗しても再検査を無料で実施してくれる
- 注文者と一切紐づかない、完全匿名検査
- 宅配便注文で全国翌日受取可能!
- メール便は送料無料で、不在でも受けとり可能
数ある郵送検査キットのなかでも、信頼性がもっとも高い郵送検査キットです。
2015年に公開された厚生労働省のエイズ対策研究事業の精度検査で、唯一精度100%という結果になりました。
また、性病検査のスペシャリスト企業なので、コールセンターも性感染症学会認定士など専門家が対応し、万が一陽性だったとしても安心です。