性病検査キットを初めて使うときに気になるのが、どのように検査をするかということです。
実際に自宅で行うことはとても簡単です。
難しいことは一切なく準備された器具を使い、検体を採取して送り返すだけです。
検査、確認はすべて専門の施設で行われます。
気を付けることとすれば、匿名検査となるため、パスワードや検査番号の紙をなくさないことかもしれません。
それほど簡単に検査をすることができます。
ここでは、それぞれの検査を解説します。
なお、会社により検査方法は多少異なります。
4つの検査
- 血液
- 尿
- ちつ
- のどの粘膜
主に上の4種類を採取して、性病を検査することが多いです。
血液では、男女共通してHIV、梅毒、BorC型肝炎
尿は、男性のクラミジアや淋病などの尿道炎にかかわるもの
膣は、女性のクラミジアや淋病、カンジダ、トリコモナスなど
のどは、男女共通して、のどのクラミジアや淋病
を調べることが多いです。
血液検査
血液検査は、自宅で採血してその血液を送り返します。
血液といっても、何ccもいるわけではなく、専用のろ紙に血をにじませる程度です。
血液を出すために、ランセットという使い捨ての器具を使います。
指に押し当てると内部から針が飛び出て、すぐに引っ込む構造で、再利用ができないようになっています。
糖尿病の人が、血糖値を図るのによく使う器具です。
そのランセットを使い、血液を出し、ろ紙にしみこませれば終了。
とても簡単です。
尿検査
尿検査は、名前の通り、尿を返送するだけです。
男性の性病を確認するために行う検査です。
女性は別の方法となります。
検査方法は特に難しいものではなく、どこにでもある尿検査の方法と同じです。
専用の紙コップに尿をして、その尿を専用の容器に移し替えるだけです。
注意する点は、尿を取るタイミングで、前回の排尿から2時間ほどあけた、出はじめの尿が良いとされています。
ちつの検査
女性の性病は、膣の中をぬぐい、分泌物を採取して検査をします。
器具は、綿棒の長い感じの「カルポーター」というモノを使います。
腟内に挿入して、腟分泌液をぬぐいます。
そのまま試験管のようなものがセットになっているのでキャップをしめればOKです。
生理中を避ければ特に注意することもありません。
のどの検査
のどの検査は、うがい液タイプとカルポータータイプがあります。
販売している会社によって少し異なっています。
カルポータータイプは、大きな綿棒でのどの奥をぬぐいます。
うがい液は、専用の液で、うがいをして吐き出した液を容器に移し返送します。
のどの注意としては、食事、歯磨き、うがいなどした後から少し時間を空けて行う必要があります。
以上が4種の検査についてです。
注意点も書きましたが、それほど難しいものはありません。
簡単に検体を採取できるようになっています。
後は返送して待つだけ
検体を採取したら、申込用紙に記載する。
そして検体と用紙を返送封筒に入れてポストに投函するだけです。
後は、数日待つだけです。
結果が出るまでは少しドキドキが止まらないかもしれません。
でも結果がわかれば、それで手の打ちようはあります。
陽性だったとしても後は治療をすればいいだけです。
HIVだったとしても、感染を知ることが一番重要なこと。
気が付かずにエイズを発症することとは大きく異なります。
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