性病検査キットの比較、はじめての人にもわかりやすく解説

HIVの検査は各自治体の保健所で「無料」で行っています。

即日検査も導入され、保健所の検査で陽性が見つかる件数は2000年以前は20%程度に過ぎなかったのが、2012年は47%となりました。しかし現在はわずかながら減少傾向にあります。

実際のところは保健所のHIV検査ではなく、半分以上の人が保健所ではないところで検査を行いHIVを見つけているのです。
では、保健所が無料なのにあまり使われないのでしょうか。

それには理由があります。
ここでは保健所でどのように検査が行われているのか、保健所でHIV検査をするためにどんな準備が必要なのか解説します。
検査が受けにくい理由が見えてきます。

保健所でHIV検査する前にやること

保健所では、自分の住まいとは関係ない人でも匿名で無料でHIV検査ができます。
しかし保健所に行く前に以下のことを必ず確認をしてください。

保健所、検査実施の場所

検査をしている保健所また福祉事務所や保健センターのようなところで検査が行われます。

たとえば神奈川県だと、県内全域に40箇所施設があります。
40施設も偏りがあり、ほとんどが横浜市、川崎市に集中していて、鎌倉市や小田原市、平塚市は市内に1箇所しかありません。

また地方都市の場合はもっと数が少ないです。
生活している場所によっては遠くまで行く必要があります。

検査の時間

検査を実施している時間を確認する必要があります。

前述の神奈川県横浜市では、HIV検査を21箇所の施設で行っています。

その19箇所は週に1回、平日に限られ、多くの箇所で午前中の30分程度で終わります。
場所によっては毎週水曜日の9:00から9:15までの15分しか実施していない場所もあります。

保健所が近くにあっても、通常働いている人にはなかなか行きにくいのが現状です。

「毎日、いつでも」検査をしているわけではないので注意しましょう。

ちなみに神奈川県内で土日検査している施設は5箇所です。
それでも、毎週やっていない施設もあるので必ず確認が必要です。

保健所での検査項目

多くの施設で行われているHIV検査は、即日検査が主流です。

採血し、だいたい15分程度で結果がわかり、問診等含め1時間程度で結果がわかります。

結果は「陰性」の場合はHIVに感染していないと断定できます。
「判断保留」という「偽陽性」の場合は、再度確認検査となり、結果を確認するために後日保健所に足を運び結果を確認する必要ができます。

即日検査といっても、その日に結果が出ないこともあるので注意が必要です。

また、場所によっては梅毒、クラミジア、淋病を一緒に検査してくれる施設もあります。
こちらも無料でいいのですが、ほとんどの検査で即日結果を知ることができないので、注意しましょう。

結果は1,2週間後の同じ時間に「本人」が確認のためいく必要があります。

電話で確認したり、指定の時間外では教えてくれませんし、確認も「本人」が行く必要があるのは、検査が匿名なぶん、面倒かもしれません。

予約の有無

施設によって予約が必要だったり、不要だったりします。

予約が不要な場合は当日先着順で人数が限定されている場合もあるので、予約不要でも事前に確認の電話はしておくべきです。

確認のまとめ

いきなり保健所に行って、すぐにHIV検査をできるわけではありません。
事前に以下のことを必ずチェックしておいてください

  • 検査実施施設の場所
  • 検査の日時
  • 検査の項目と結果確認の時期
  • 予約の有無

次はいよいよ保健所で検査することになった当日の流れを説明します。

保健所での検査当日の流れ

当日は指定の時間通りに保健所や福祉施設・保健センターに行ってください。

予約がある場合は受付で予約番号を確認。
予約がない場合は申し込み用紙を記載。

だいたい

4桁の数字
年齢
性別

を記入するところが多いです。

名前、住所、電話番号は一切不要です。

終わると待合室に行き待機。
施設や混雑の状況によって異なりますが、だいたい「検査」の待ち時間は30分程。

次にHIV検査の採血前に、結果の説明方法、HIVについて簡単な説明が行われます。
そして、即日結果が出ない場合の結果を聞く日を予約します。

そして採血です。

専門のスタッフが安全に行うので大丈夫です。
保健所では5ccが目安。

即日検査の場合は、さらに待機となります。

即日わからない場合は、検査結果の申込書の「控え」を受け取り終了です。
結果の確認の場合は「控え」が必要なので、結果を聞く日に必ず持ってきます。

匿名なのでその「控え」がなければ結果を知ることはできません。

保健所の検査に向かない場合

保健所ではHIV検査を無料で実施できるのですが、反面サービスが悪いです。

行政の予算内で行うことになっているので、苦肉の策だとは思うのですが、多くの人が検査できない現状があります。

その場合は、多少高くついても病院で検査もできますし、郵送のHIV検査キットは5000円以下で販売されています。
どちらも保健所で行う検査と変わりありません。

HIVは感染しても発見が早ければ、エイズで死ぬことはありません。
今はエイズの発症を40年以上遅らせることもできていて、限りなく寿命に近い年月を生きることができています。

「無料」の検査にこだわらず、できるだけ早く見つけることが大切です。


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