性病検査キットの比較、はじめての人にもわかりやすく解説

HIVに感染するとエイズを発症します。
現在の医学ではHIVに感染すると、そのウイルスを体内から排除することは不可能。

主な治療は、免疫数を維持しエイズの発症を遅らせるという方法です。
出来るかぎりHIV感染を早期に発見し、治療を始めることが最もよい方法になっています。

現在HIVに感染すると完治しない

HIVの拡大により、治療薬も進化いています。

完治できるのではないかという期待がもたれたのは、HIVのプロテアーゼ阻害薬というのが開発されました。
この薬と、HIVが増殖する際の酵素をやっつける、逆転写酵素阻害薬を一緒に飲むと、HIVの増殖を防ぐことが発見されました。

HIVの進行を確認する免疫CD4の数値も上がるので、以前はHIVを完治できる可能性が感じられました。
しかし、検出できないくらいHIVを減らすことは出来ても、完全に体内から消滅することはないので、現在はこの薬でも「完治」しないことがわかっています。

もちろん効果はあり、確実にHIVの進行を遅らせることが出来ています。

以前はHIVに感染すると余命10年程度ですが、今では40年以上エイズの発症を遅らせることが出来るのではないかと言われています。

仮に25歳でHIV感染しても、40年を加え65歳。
エイズ発症後に5年生きることが出来れば70歳。

日本の平均寿命は男性で78歳ですから、それほど大きな差がでません。

今後も、HIV治療も進むと思われるので、さらに永く生きることが出来るのではないかと予想されています。

以前ほどエイズで亡くなる人は減ってきています。

そのためにも早期発見を

HIVは完治できなくても、延命することは出来る病気です。

HIV感染しても、別に死ぬ病気ではありません。
この世の終わりでもないのです。

自分を守る免役細胞が減るのを少しでも防ぐため、1日でも早くHIVの検査をして、早く治療を受けることが大切です。

エイズは予防することは出来ません。
誰にでも感染するリスクはあります。

だからこそ、その危険を知り、正しい行動を取ることが必要です。


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