性病=クラミジア というほど感染者が多い病気で、潜在の感染者を含めると100万人を超えると想定されています。
しかも年齢の若い、10代後半から20代の層に多く広がっている病気です。
知識が乏しかったり、性行為の多様化で増加していて、今は一般的な家庭でも感染する恐れがあります。
ここでは、男性のクラミジアの症状についてまとめました。
読んでもらいたい人はこんな方です。
- おしっこの時に違和感がある人
- 透明な液が出る
- 違うパートナーと性行為をした人
- 風俗にいっている人
潜伏期間は1週間程度だけど、気がつかないことも多いのがクラミジアの特徴です。
ぜひ参考にみてください。
男性のクラミジアの症状
男性がクラミジアに感染すると、まずは尿道に炎症を起します。
具体的な症状は
- 透明な膿がでる
- 排尿時の違和感がある
- 残尿感がある
といっても、約半数は症状を自覚しないほど軽いものです。
感染に気がつかない事が多く、感染者を拡大させたり、治療をしないまま病気が進行する恐れがあるのです。
症状で多いのが「透明な膿」と「軽い排尿痛」なので、気がつきたいところです。
おしっこに違和感を感じたら一度検査をすることが大切です。
クラミジアは放置をしてもよくなることはありません。
適切な治療が必要なので、放置せず確認しましょう。
放置のリスク
クラミジアの症状が軽いからといって、ほおっておいてはいけません。
甘く見ているととても危険な状態になる可能性を秘めています。
炎症が広がる
クラミジアの炎症は尿道から少しずつカラダの内部に侵入していきます。
ほおっておくと炎症は前立腺や精巣上部へと進みます。
前立腺に炎症が拡大すると排尿に影響が出始めます。
頻尿、残尿感の症状が大きくなり、炎症が慢性化することもあります。
また、精巣上部に広がり、炎症が慢性化すると治療が難しくなり、さらに精管まで炎症が進むと不妊の原因になります。
HIVや梅毒の感染リスクが高まる
クラミジアは尿道をはじめとして、炎症を起こしているので一部の粘膜が痛んでいる可能性が高いです。
痛んでいる箇所は、他の病原を防ぐ役目が弱いので菌の侵入を容易にさせます。
それほど感染力は無いHIVも、感染率が上がります。
実際にHIVや梅毒、淋病を発症している人は、クラミジアも一緒に感染していることも多いデータがあります。
早めに検査しておくことが大切です
クラミジアに感染しても無症状が多い
クラミジアに感染しても、実際のところ症状は軽度で、激しい痛みやかゆみがあるわけではありません。
自分が感染したことに気がつかず、感染を広げます。
感染している男性の半数が、気がつかずに放置しているといわれていて、さらに、感染したまま放置すれば、先のように重篤な症状に進む危険性があります。
ちなみに女性はもっと自覚症状がなく7割から8割の人が感染に気がつかないとされています。
しかも感染力は強く、男性も知らない間にうつされている可能性が高い病気なのです。
HIV含め、他の性病の症状はこちらから
感染経路
クラミジアは、性行為によって感染します。
そして治っても何度でも感染します。
感染の自覚がないことが多いので、風呂や温泉、タオルなどを介して感染するのではないかと思う人もいますが、実際にありえません。
クラミジアの病原はとても弱く、人の体外で活動することはありません。
体が触れ合う状況では、とても感染力が高く性行為のパートナーが感染しているとほぼ確実に感染します。
感染する可能性のある行為
- セックス
- アナルセックス
- オーラルセックス
- スマタ
これらの行為で感染します。
特にスマタ程度でも、感染する可能性があり、一般的な風俗にいって遊んだだけでも感染の恐れがあります。
女性の膣内分泌液にも潜んでいて、ペニスを通し侵入する恐れがあるのです。
予防方法
感染を防ぐには、コンドームが有効です。
病原は体外で活動できないので、直接膣内分泌液に触れなければ感染するリスクは格段に下がります。
ただ、日本の風俗では、オーラルセックスの時にコンドームをつけないサービスも多いのが現実。
感染を防ぐことは難しいかもしれません。
予防方法として、あまりよく知らない相手と性行為をしないことも大切です。
クラミジアの潜伏期間は、感染から5日~3週間ほどで症状が出ます。
ただし、症状がわかりにくく、色々な人と性行為があった場合は、実際にいつから感染したのかはわかりません。
潜伏期間から感染経路や感染した相手を探るのは現実的ではありません。
淋病と感染するケースが高い
クラミジアは、クラミジアだけに感染しているケースだけではありません。
特に淋菌やそのほか化膿菌なども一緒に感染しているケースが高いです。
個人輸入で抗生物質の購入が出来る時代ではあるんですが、あまりおススメはしません。
適切な薬ではない場合は、残る病原が耐性を持ち始めることがあり、あとあと薬が効きにくい体になってしまい面倒なことになります。
本当にクラミジアなのか、他の病気に感染していないのか確認することがまず大切です。
クラミジアと淋病はセットで検査を受ける
そのためにも一緒に感染しやすい淋病は一緒に検査しておきましょう。
男性の淋病は、クラミジアに比べると症状はわかりやすいので、気がつきやすいけど、それでも症状は似ていて気がつかないことも多いです。
クラミジアと淋病は同時に感染しているケースが多く、症状も似ているので、正しく判断をする必要があります。
疑わしい場合は、クラミジアと淋菌どちらも一緒に検査を受けるようにしましょう。
のどへの感染
そしてクラミジアはのどや肛門にも感染します。
特にオーラルセックスはほとんどの人が経験するし、コンドームを使わないことが多いので感染する機会が多い行為です。
性器同様に症状はわかりにくく、感染を広げる原因でもあります。
性器から口
口から性器
と性器だけ治しても、口から性器へ感染を広げ、相手の性器からまた病気をもらうことがあります。
いわゆるピンポン感染といわれ、治して、感染してを繰り返します。
もしパートナーや自分の性器にクラミジアの病気が指摘されたら、必ず喉も検査しておくことが大切です。
まとめ
クラミジアは、症状はペニスや尿道に違和感を感じる程度で、とても軽いです。
もし過去に疑わしい性行為がある場合は、一度検査を受けましょう。
クラミジアは簡単に感染する病気です。
感染の拡大は社会問題に近い状況で、一般の家庭でも感染をしています。
症状が軽く、感染に自覚が無いまますごしている人が男女ともに多いのが事実です。
少しでも、不安を感じる場合は一度、クラミジアと淋病の検査だけでも受けておきましょう。
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