原因不明で、喉が痛いという時、ちょっと過去を振り返って危険な性行為に心当たりはありませんか?
HIVは感染すると体内で静かに増殖を始めます。
2-8週目あたりに初期症状として、風邪に似た様々な症状を起こします。
喉の痛みもその初期症状の1つです。
初期症状ののどの痛み
HIVの特徴としては、インフルエンザほど重い症状はなく、扁桃腺やリンパが軽くはれて、軽い痛みを伴うことが多いです。
1-2週間程度続き、自然に症状が治まっていきます。
喉だけが痛いということはあまりありません。
ただ、人により症状が感じられない人もいますし、もともと喉が弱い人はあまり気にならないかもしれません。
多くの感染者が「あの時は夏風邪かと思った」とか「ちょっとだるかった、のどが痛かった」という程度に初期症状のころを思い出すくらい、軽いものです。
HIVに感染しているかどうかを判断する方法としては、過去に疑いのある行為がある場合です。
疑わしい行為がある場合はHIVの適切な検査を受けることをお勧めします。
感染の疑わしい行為
HIVはウイルスの中でも、感染力は弱いです。
HIVに限らずウイルスはとても単純な組織構造で、限られた条件の下でしか生きることはできません。
もっとも危険な「アナルセックスで挿入された」場合でも、感染力は1000回に6回程度というレポートがアメリカの医療専門機関がだしているMMWRにより公開されています。
HIVが生きることができるのは、血液、精液、カウパー、膣内分泌液だけ。
唾液や汗にいるとは言われていますが、感染する力がないといわれています。
とても弱いウイルスです。
最も感染力があるのは、性行為以外で、出産による母子感染、ドラッグ、血液製剤による感染、針刺し事故。
現在は母子感染、血液製剤による感染、針刺し事故はほとんど見られません。
ドラッグは・・・どうしようもないです。
感染する性行為として
- アナルセックスで挿入された
- アナルセックスで挿入した
- セックスで挿入された
- セックスで挿入した
- フェラをした
- クンニをした
感染力が1000回に6回程度としても、1回の性行為で感染しないわけではないです。
ジャンケンのように、1回目で勝つのか、2回目で勝つのか、誰もわかりません。
感染確率は、あまり意味のないことで、結局相手と自分がHIVに感染していなければいいのです。
病気の信頼ができないパートナーと以上の行為がある場合は感染の恐れはあります。
疑わしい行為がある場合は検査しておくことを強く進めます。
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