性病検査キットの比較、はじめての人にもわかりやすく解説

梅毒の感染に疑いがある場合は、出来るだけ早く検査を受けることをおススメします。
梅毒は無症状の期間もあるため、放置すれば気がつかず進行してしまうこと、拡大を感染してしまうこともあります。

ここでは梅毒の検査について詳細を解説します。

梅毒の検査をする時期

梅毒の検査をするためには、基本的に感染の機会から3ヶ月ほど経った後に行う必要があります。
感染から3ヶ月を過ぎていれば、体に症状がなくても問題ありません。

検査は血液を採取して行います。

ただ、感染直後は少量のウイルスしか体内におらず、3ヶ月を目安に、血液中に梅毒の抗体が作られるので、その時点でやっと検査に反応するようになります。
3ヶ月以内に検査をして陰性(梅毒ではない)であっても、本当に陰性なのか確証が出来ないのです。

検査をするためには感染の疑いのある日から3ヶ月待ちましょう。

梅毒の検査をする施設と料金

梅毒の検査をすることが出来る場所は3箇所あります。

  • 保健所
  • 病院
  • 自宅

それぞれにデメリットとメリットがあります。
ちなみに、検査はどこで行っても同じ内容を行うので精度は変りません。

保健所で梅毒検査をする

保健所のメリットは「無料」で検査を行うことが出来る点です。

しかし、デメリットも多く、時間的な損失がともないます。

  • 梅毒検査をしていない保健所が多い
  • 平日の午前中1時間程度という保健所が多い
  • 保健所が遠い
  • 人数制限がある
  • 結果を再度確認するために本人が行く必要がある

詳しくは、こちら

保健所で性病検査を受けるデメリット

無料以外はデメリットばかり。
特に一般的な社会人だと、2度も保健所を訪れるのは難しい話です。

梅毒検査をしている保健所が近くにある人 以外は保健所で梅毒検査をすることは無駄です。

病院で梅毒検査をする

病院は保健所に比べると数も多く、時間も良心的です。

しかしデメリットは料金と待ち時間です。

病院は民間ですから、コストを患者が負担することになります。
検査の場合は保険も効かず、全額負担となり、だいたい8000円前後が相場。

梅毒に感染している場合はHIVも一緒に感染するケースが多く、HIVを含め複数の性病検査が望ましいです。
一般に数種の病気を検査するので、万単位の支払いになります。

また病院のデメリットは「待ち時間」です。
病院で誰に合うかわかりませんし、長く待たされることもあります。

どうしても「専門家」に会いたいという場合はおススメです。

なお、性病の検査・治療を専門とするのは性感科です。
しかし性病科は少ないですし、個人的にハードルが高い場合もあります。

梅毒は皮膚科・泌尿器科・婦人科などでも検査・治療を受けることができます。

自宅で梅毒検査をする

郵送の性病検査キットを取り寄せ、自宅で検体(血液)を採取し検査機関へ返送して検査を依頼する方法です。
梅毒だけの検査で3000円台で行うことが出来き1週間程度で結果がわかります。

流れとしては以下の感じです。

  1. 性病検査キットをインターネットで注文
  2. 最短翌々日に無地の梱包で届く
  3. 検体を採取(数分)
  4. 書類の記載(数分)
  5. 検体と書類を検査機関に返送する
  6. 2,3日で結果をインターネットで確認する

検査機関は、法律で定められている人的・管理の厳しい審査をクリアし、自治体によって認可されています。
病院や保健所から検査などを委託されているところも多くあり、郵送だからといって精度が変るわけではないです。

検査には絶対的に信頼できます。

そのため万が一陽性(梅毒である)と反応が出た場合は、検査機関の全国に広がる病院ネットワークですぐに治療を受けることができます。
※場合により再度検査することもあります。

デメリットは多少の費用がかかること、自分で検体を採取すること、荷物の受け取りと返送という手間がかかります。

ただ、病院や保健所にいく必要もなく、待ち時間もありません。
自分の生活ペースで検査が出来るのが特徴です。

性病検査キットについてはこちら

梅毒検査をするは誰にもばれない?

保健所は匿名のため、結果を確認するには「本人」が再度保健所を訪れる必要があります。
保健所でばったり知り合いに会わない限りばれることはありません。

病院はさすがに匿名というわけにはいきません。
保険証を見せることになり、検査の意思を示す必要があります。

一部には性病検査専門の病院もありますが、数が少なく費用が高いです。
もちろん保険証を提示しないので実費全額負担です。

郵送は、原則実名で購入します。
ただ、検査機関の人と面識を持つこともないですし、当然守秘義務があるのでばれることはありません。

荷物は無地の梱包で中身がわかりませんし、送り主も「個人名」で送ってくるので宅配の人に知られることもないです。
荷物が自宅に届くことを避けたい場合は、営業所は郵便局で留め置きしてもらうことも可能です。

病院以外はばれる心配はないと思って大丈夫です。

検査の方法

梅毒の検査は、原因である病原に対する抗体の反応を調べることにより、梅毒の感染の有無を確認する方法です。
抗体は血液中にいるので血液の採取が必要です。

郵送の性病検査キットでは以下のような方法を行ないます。
検査、判断は専門機関で行うので、自宅では血液を採取するだけ。

特に難しいこともなく、数分で終わります。

保健所、病院もほぼ同じ内容です。
場所によっては注射で採血します。

検査に向かない人

唯一病院で梅毒検査をしなければいけない人がいます。

それは「過去に梅毒に感染したことがある人です。

梅毒の抗体は一定以上に上昇すると、たとえ治療が適切に完了し完治したとしても数値が下がりません。
また治療が終了した後も半永久的に陽性反応を示すからです。

一度梅毒に感染して、再度感染の恐れがある人は医師に相談することになります。

郵送の梅毒検査キット

郵送の性病検査キットを販売している検査機関は多くありますが、以下の3つの登録検査所がおススメです。

梅毒検査のみ

とりあえず梅毒が心配という方には以下の梅毒のみの検査。

検査機関 価格 送料 公式HP おススメ度
STDチェッカー 3,240円 550円/メール便0円 クリック
GMEスタンダード 4,420円 0円 クリック
GMEローコスト 3,130円 0円 クリック
ふじメディカル 3,300円 550円 クリック

価格面だけでいうとGMEローコスト版が最安値です。
メール便で届くので少し時間がかかること、予備のキットがないので失敗などがあると検査できないこともあります。

その点、STDチェッカー、ふじメディカルは少し高くなりますが予備のキットもあり一般的な宅配便で受け取ることが出来ます。

HIV、梅毒の検査

梅毒に感染している場合は、炎症部分があるので他の病気の感染率もあがります。
特にHIVと同時に感染することも多く、梅毒の疑いがあり、危険な行為の経験がある人は一緒に検査しておくといいです。

検査機関 価格 送料 公式HP おススメ度
STDチェッカー 8,370円 550円/メール便0円 クリック
GMEスタンダード 8,220円 0円 クリック
GMEローコスト 7,250円 0円 クリック
ふじメディカル 9,000円 550円 クリック

STDチェッカーはHIVと梅毒、B型肝炎の3種。
GMEはスタンダードもローコストパッケージもHIVと梅毒、B型肝炎とC型肝炎の4項目です。
ふじメディカルは、HIVと梅毒の他に、淋菌、クラミジア、トリコモナス、カンジダといった一般的な6項目を検査するキットです。

値段的にGMEのローコストが安いです。
ただ、C型肝炎は性交渉で感染することはほとんどなくそれほど恐ろしい病気でもないです。
もちろん、C型を含んでも価格は最安値なので、価格重視の人はローコストパッケージをおススメします。

梅毒を含む性病全般の検査:男性

最後は、梅毒を含む性病の検査全般です。
HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア、淋病の重要5項目が入っている性病検査キットの一覧です。

男性はトリコモナス、カンジダを特に検査する必要はないです。

検査機関 価格 送料 公式HP おススメ度
STDチェッカー 9,936円 550円/メール便0円 クリック
GMEスタンダード 13,160円 0円 クリック
GMEローコスト 11,880円 0円 クリック
ふじメディカル 12,000円 550円 クリック

STDチェッカーがもっとも簡素化され、価格がリーズナブルです。

GMEで簡素化されているセットが少ないので、トリコモナス、カンジダ、C型肝炎を加えた8項目のセットになります。
男性にとってトリコモナス、カンジダ、C型肝炎は特に危険性は低く、あえて選ぶ必要はないセットです。

あと、ふじメディカルも9項目セットということでGMEの8項目とほぼ同じ内容。
B型肝炎が抗原と抗体でチェックするので9項目と表示されます。

まとめて検査するにはSTDチェッカーがベスト。
もちろんトリコモナス、カンジダ、C型肝炎を調べたい場合はふじメディカルもGMEもおススメです。

梅毒を含む性病全般の検査:女性

女性の性病全般の検査です。

梅毒の他、オリモノの症状が気になる場合にはおススメのセットです。
HIV、梅毒、B型肝炎、クラミジア、淋病、トリコモナス、カンジダの7項目を検査。

検査機関 価格 送料 公式HP おススメ度
STDチェッカー 11,070円 550円/メール便0円 クリック
GMEスタンダード 13,160円 0円 クリック
GMEローコスト 11,880円 0円 クリック
ふじメディカル 12,000円 550円 クリック

どこも横並びの12000円前後。
女性の場合はトリコモナス、カンジダの膣内検査も必要になります。

梅毒の検査を郵送の性病検査キットで行う場合は3000円台ととてもリーズナブルに行うことが出来ます。
価格も安くなるのでほかに感染の疑いがある場合は一緒に検査しておくといいです。

自宅で誰にも邪魔されず、自分の生活ペースで検査できるのはとても便利です。


イチオシの性病検査キット
STDチェッカー


その特徴は
  • 厚労省の精度検査で「100%完全一致」した唯一の郵送検査事業者。
  • コールセンターは性感染症学会認定士など専門家が対応
  • 全国42,000の医療機関ネットワークで万が一の時も紹介してくれる
  • 採取を失敗しても再検査を無料で実施してくれる
  • 注文者と一切紐づかない、完全匿名検査
  • 宅配便注文で全国翌日受取可能!
  • メール便は送料無料で、不在でも受けとり可能

数ある郵送検査キットのなかでも、信頼性がもっとも高い郵送検査キットです。
2015年に公開された厚生労働省のエイズ対策研究事業の精度検査で、唯一精度100%という結果になりました。

また、性病検査のスペシャリスト企業なので、コールセンターも性感染症学会認定士など専門家が対応し、万が一陽性だったとしても安心です。