ヘルペスとは？
いわゆる水疱瘡の仲間のウイルスが引き起こす感染症です。
一度に感染すると完治が難しく、再発の多い病気でもあります。
特に初回の症状が強く、再発は比較的症状が軽いことが多いです。
出産時に母体から子供に感染することもあり、新生児ヘルペスの致死率は20%程あるため帝王切開をされることが一般的です。
ヘルペスウイルスは単純ヘルペスウイルス1型、単純ヘルペスウイルス2型、水痘帯状疱疹ウイルスの3種類です。
性病は2型、1型で、だいたいは単純ヘルペスウイルス2型によるものです。
感染してもおおよそ6割が無症状
性器ヘルペスに感染しても約6割の人は症状が出ません。
自覚症状が出ないことからに感染した事に気がつかないことが多いです。
理由としてはすでにヘルペスに感染経験があり体内に免疫があることも考えられています。
ヘルペスの症状
男女ともに性器に赤いブツブツとか水ぶくれみたいなものがみられます。
この他にはブツブツがただれたり、リンパの腫れるような症状もでます。
口唇ヘルペスも存在し、オーラル行為を通して感染することもあります。
再発率も高く、固定のパートナーと行為を続けても毎年再発することもあるくらい直りにくく、症状がわかりにくい病気です。
初感染時の症状
ヘルペスの特徴ははじめて感染したときに大きな症状として現れます。
セックスやオーラルセックスなどの感染行為から数日から10日程度で発症します。
主に、性器にむずがゆさや、熱さとか、痛みといった症状が出ます。
もちろん自覚症状が出せないこともあります。
その後症状が進むにつれ
赤いブツブツ
水ぶくれ
破れて腫瘍
と悪化します。
再発時の症状
ヘルペスは一回感染してしまうと再発することがあります。
体内にウイルスが残り、免疫力が下ることで症状が現れることもあります。
ヘルペスの感染経路
１型２型とも あらゆる性行為で感染します。
そのほか軽いキスでも感染するので、一概に性行為だけと断定は難しいです。
母子感染は前述どおり致死率も高いです。
ヘルペスの治療
ウイルスの増加を制する為にに抗ヘルペスウイルス薬を利用していきます。
再発しやすいことから永続した服用が大切です。
投薬方法は点滴、注薬、あるいは飲み薬などがあり、症状に伴い治療を使い分けます。
稀に重度なヘルペスの症状がでる場合は入院することもあります。
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