梅毒は近年感染者数が爆発的に増加している病気の１つです。
梅毒そのものも、放置すると命の危険のある怖い病気ですが、HIVに感染しやすくなるので注意が必要です。
近年患者が増加している
厚生労働省の発表で、2004年の感染者数は536人だったのに対し、１０年後の2014年は１１月の段階で1471人です。
ほぼ３倍に増加し、厚生労働省が注意喚起をしているほどです。
※2015年11月28日の朝日新聞より
梅毒の感染経路
梅毒はトレポネーマと呼ばれる病原菌が体内に入り発症します。
このトレポネーマがセックスやオーラルセックスにより、生殖器・口・肛門の粘膜や傷口から侵入し血液内に宿ります。
米国でも日本でも男性間の感染が多く、アナルセックスによって感染する割合が高いといわれています。
ただ、近年は女性の感染者も増えており、コンドームのないセックスでも感染します。
病原菌は体内から排出されると死滅するので、日常生活で、トイレやタオル、入浴による感染はありません。
あくまでも性行為が感染経路です。
HIVに比べると比較的感染しやすいので、予防にはアナルセックス、コンドームのないセックスは控えることが良いです。
性行為以外には、母子感染です。
近年は妊娠後に検査するので、現代の日本では考えにくい経路です。
梅毒は早期発見で治る性病です！
梅毒は「JINー仁ー」の漫画にも出るくらい、古くからあった病気です。
戦国武将の加藤清正・結城秀康が梅毒で死んだ説もあるほどです。
当時は、抗生物質がなく確実な治療法はありませんでした。
現代の医学では、早期治療をするれば完治する事が可能です。
怖いのはHIVに感染しやすくなるという点です。
HIV感染者の多くは梅毒を併発しているケースがあり危険な性行為があった場合は検査して治しておきましょう。
梅毒の症状
梅毒には、4期に分かれて症状が出ます。
特に１期、２期あたりで発見できると体にダメージがほとんどないです。
第一期
症状が出るのは、疑いのある性行為から3週間程度。
主に性器や口、肛門周辺か、太ももの付け根に小豆程度のしこりができます。
だいたい２週間程度で消えてしまいます。
も、治ったわけではありません。
第二期
次に症状が出るのは三ヶ月程度経った後です。
潜伏期間に病原菌が全身に広がったのです。
ピンク色のあざやしこりが、顔や手足に出来ます。
大きさは小豆程度ですが、１箇所ではなく複数ブツブツができます。
第一期と同じく自然に消えてしまい、そのあと症状もありません。
その後潜伏期間にはいります。
この期間も第二期と同じ症状が出ることもあります。
第三期
皮膚や筋肉、骨にゴムのような腫瘍ができます。
第三期の症状が出るのは３年から１０年後といわれています。
ただ、現在の日本でここまで放置されることはまずありません。
第四期
複数の臓器に腫瘍が発生し、脳、脊髄、神経まで侵され命の危険にさらされます。
末期症状です。
近年梅毒が原因で死ぬことはありません。
ただ、HIV感染を併発します。
HIVの感染率は低いのですが、梅毒に感染していると感染しやすいのではないかといわれています。
感染経路もHIVと似ているので注意しましょう。
もし、感染が疑われる場合は早期に検査をする事をお勧めします。
保健所ではHIVしか検査しないところも多く、病院では1つの検査に1万円近くかかり、複数検査すると2万円近くかかります。
HIVと梅毒を一緒に検査できて最も安いのは郵送の性病検査キットです。
HIV,梅毒,Ｂ型肝炎の検査セット
Ｂ型肝炎も含んだ血液検査全般のセットです。
| 検査機関 | 価格 | 送料 | 公式HP | おススメ度 |
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| GMEスタンダード | 8,220円 | 0円 | クリック |
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| GMEローコスト | 7,250円 | 0円 | クリック |
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| ふじメディカル | 9,000円 | 550円 | クリック |
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STDチェッカーはHIVと梅毒、Ｂ型肝炎の３種。
GMEはスタンダードもローコストパッケージもHIVと梅毒、Ｂ型肝炎とＣ型肝炎の4項目です。
ふじメディカルは、HIVと梅毒の他に、淋菌、クラミジア、トリコモナス、カンジダといった一般的な6項目を検査するキットです。
送料を入れても1検査あたり1,600円ほどになりとてもリーズナブルなので、性病全般検査する場合はふじメディカルがおススメ。
値段的にGMEが安いです。
ただ、Ｃ型肝炎は性交渉で感染することはほとんどないですが、含んでも価格は最安値なので、価格重視の人はローコストパッケージをおススメします。
Ｂ型肝炎は性交渉で感染し外国ではワクチン接種が義務になっている国もあります。
ＨＩＶや梅毒と一緒に検査しておくといいかもしれません。
どの検査機関も血液採取で行なうため、初めて検査で採取に不安がある人は、GMEのスタンダードかSTDチェッカーのセットがおススメです。
イチオシの性病検査キット
●ＳＴＤチェッカー
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2015年に公開された厚生労働省のエイズ対策研究事業の精度検査で、唯一精度100%という結果になりました。
また、性病検査のスペシャリスト企業なので、コールセンターも性感染症学会認定士など専門家が対応し、万が一陽性だったとしても安心です。