HIV検査をする場合、郵送の検査キットがあります。
わざわざ人目が気になる病院や保健所に行って、待合室で待つこともなく、届いた検査キットを使い自宅で検査が可能です。
しかし、確実に検査ができるのか、その信頼性はどれくらい高いのか気になるところですよね。
ここでは、郵送のHIV検査キットの確実性、信頼性がどれくらい高いのかを客観的データに基づき紹介します。
また検査制度をあげるための簡単な方法も紹介します。
厚生労働省テスト100%完全一致
2015年に、厚生労働省の事業の1つで行わえた、郵送のHIV検査キットの有効利用に関する研究が公開されました。
その中に、郵送検査をしている会社の検査キットの精度を調べた項目があります。
そこでなんと100%完全一致した唯一の検査キットが「STDチェッカー」でした。
とても厳しい試験で「100%完全一致」した確実に陰性陽性が判断できる検査キットだということが証明されています。
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検査の詳細
検査の内容についてまとめるとこんな内容です。
100つの検体の陰性陽性を判断する
というテストです。
ちなみに結果は陽性51件、陰性49件が正当。
郵送検査を実施している6つの業者の中から、3つの業者が実際に試験に参加しました。
そこで唯一陽性51件、陰性49という完全一致をしました。
他2業者は、判断保留があったり、陰性を陽性と判断したりと多少精度にばらつきがでました。
推測ですが、検査精度のテストということですから、検体も相当難しい状況だったと思います。
そんな中で、STDチェッカーは完全一致をしているのでかなり精度が高いものと推測できます。
参考
厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策制作研究事業「HIV郵送検査の在り方とその有効活用に関する研究」より
信頼性をあげる3つの方法
ここからはHIV検査キットの信頼性をあげる方法を紹介します。
選ぶべき事業者
郵送検査を行っている事業者は多数ありますが、ここでは3社をお勧めしています。
おすすめする理由
- 販売から検査までを自社で一貫している
- 自社の登録検査所がある
- 検査キットが豊富にある
検査施設がなく、販売だけを行っている会社もあるのですが、自社で検査精度のレベルアップができないのであまりお勧めではありません。販売から検査までを自社で一貫している業者が望ましいです。
さらに、「登録検査所」は設置している自治体の厳しい審査を受け許可がおります。
医療機関から様々な検体の検査をすることができます。
医療機関並みに審査が厳しいため、こちらの施設を自社で保有していることが望ましいことが断言できます。
またHIV以外にも様々な性病検査ができることも大切。
性病という名前ですから感染経路は似ているので、一緒に検査することが望ましいです。
選ぶなら以下ページにある3社から選ぶことをお勧めします。
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行為から3か月以後に実施
HIVの検査は様々な種類があるものの、検査精度が圧倒的に高い方法が「抗体検査」と呼ばれるものです。
保健所でも行っている手法で、この検査は、原則「感染から3か月後」でないといけません。
理由は、この検査は体の中にできる「抗体」の有無を検査するものです。
HIVが体内に入って、増殖し「抗体」ができるまで遅い人で3か月という目安になっているためです。
3か月以内は空白期間になり検査をしても精度が悪いです。
ちなみに、梅毒やB型肝炎も似たような理由で精度が低いので注意が必要です。
といっても、心配で3か月後まで待てない場合はいろいろと方法もあります。
新しい検査をする
HIV検査も日々進化していて、新しい検査方法が存在します。
一部の性病検査の専門病院で受けることができます。
NAT検査といって、感染から2週間程度精度は100%とまではいきませんが、正確性の高い検査ができます。
実施する病院が少ないことと、あくまでも自主的な検査になるので全額負担です。
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2回検査をする
「抗体」ができるまでにかかる時間は人それぞれです。
別に3か月後にいきなり体に現れるわけではありません、早い人は3か月たつことなく抗体ができます。
そこでいったん初期症状が出たタイミングで検査して、その後感染機会から3か月後に再度検査をします。
1回目の検査はあくまでも気休めにしかなりませんが、初期症状は体がHIVと闘い始めている状況ではあるので抗体ができはじめていると推測できます。
どちらにせよ、3か月前の検査は精度は高いけど100%ではないということで、必ず3か月後にHIV抗体検査が必要です。
説明をしっかり読む
郵送検査キットの最大の特徴は、自分で血液を採取するという点です。
血液の採取といっても、専用の器具で指にかるく傷をつけるだけという、とても簡単な方法なのですが、初めての人は難しくとらえてしまいます。
わかりやすい説明書が付いているので、しっかり読み込んでから実施しましょう。
郵送のHIV検査キットの確実性は高い
郵送の検査はとても簡単にできるようになっていて、確実に陰性、陽性の判断ができるようになっています。
中でも「STDチェッカー」は厚生労働省の事業で行った精度テストで完全一致している信頼性がとても高い検査キットです。
さらにここでおすすめしている検査キットの販売元は全て販売から検査までを自社で一貫し、検査設備を持っているところばかり。
感染から「3か月」の空白期間を除けば、どのHIV検査キットでも確実性のある検査を受けることができます。
イチオシの性病検査キット
●STDチェッカー
その特徴は
- 厚労省の精度検査で「100%完全一致」した唯一の郵送検査事業者。
- コールセンターは性感染症学会認定士など専門家が対応
- 全国42,000の医療機関ネットワークで万が一の時も紹介してくれる
- 採取を失敗しても再検査を無料で実施してくれる
- 注文者と一切紐づかない、完全匿名検査
- 宅配便注文で全国翌日受取可能!
- メール便は送料無料で、不在でも受けとり可能
数ある郵送検査キットのなかでも、信頼性がもっとも高い郵送検査キットです。
2015年に公開された厚生労働省のエイズ対策研究事業の精度検査で、唯一精度100%という結果になりました。
また、性病検査のスペシャリスト企業なので、コールセンターも性感染症学会認定士など専門家が対応し、万が一陽性だったとしても安心です。