性病検査キットの比較、はじめての人にもわかりやすく解説

HIVに感染する経路はある程度限られ、日常生活で感染する力はありません。
ここでは感染経路をまとめ、その感染確率もできる限り紹介します。

しかし感染確率はゼロではないので、疑いがある場合は検査して判断するしかありません。

HIVが潜む場所

  • 血液
  • 精液(カウパー含む)
  • 膣内分泌液
  • 母乳

HIVが潜んでいる場所に触れなければまず感染することはありません。
またHIVはウイルスという生命体とも呼べない単純な生き物なので限られた環境でしか活動ができず、外に出てしまえば、活動する能力を失います。

HIV自体は性病の中でも感染力の弱いウイルスです。

感染経路

血液感染

HIV感染した血液を体内に入れてしまうケースです。
感染率はとても高いです。

薬害エイズ問題になって今はほとんどない事故です。

ただ、数年前、ある病院で輸血した血液がもとでHIV感染した患者がいました。
献血で紛れ込んでしまったようで、まったく事故がないわけでもありません。

母子感染

感染率が高い経路です。
15-50%近いという調査もあるほど。

妊娠中に胎児に感染することもあれば、出産の際に血液が触れ乳児に感染するリスクもあります。

また、出産まで無事に終えても母乳に潜んでいるので、体内に入り込むリスクがあります。

日本での感染例は少ないものの、アジア、アフリカでは、HIVの子供も多くいます。

ただ、感染原因はわかっているので、現在の治療で、HIVの母親からも、HIVに感染していない子供を出産することもできますし、HIVになっても妊娠、出産可能です。

注射の回しうち

通常生活していればまずありえないです。
ただ注射は血管に通すので、血が付着したり逆流することがあるので大変危険です。

針刺しや医療事故

医師が患者から感染すること、患者から医師が感染することもあります。
そのようなことがおきないように、手袋をしたりとても注意深く処置が行われます。

歯医者でも最近は手袋をするところが一般的になっています。

性行為

精液、膣内分泌液に潜むので性行為全般で感染する可能性があります。

ここでは、MMWRが出したレポートをもとに数値を明記しています。
あくまでも当時の研究であり、今は多少変わっているかもしれません。

コンドームのない性行為の感染確率

感染行為(経路) 確率
膣性交 男性→女性 0.1%
膣性交 女性→男性 0.05%
肛門性交 0.57%
オーラル 0.0015%
参考 母子感染 13-48%

まず、オーラルセックスは口でする側に危険が伴います。
相手の精液、膣内分泌液が口の傷から進入する可能性があります。
ただ、感染力は弱く、0.015%以下ではないかとされています。
ゼロではないけど、リスクはほとんどないです。

手やその指に傷口がある場合も考えられますが、感染リスクは相当低く、ゼロではないという程度。

もちろんセックスも感染のおそれがあります。
どちらかというと受け入れる女性のほうにリスクが高いです。
それでも 0.05%という2000回に1回というレベル。

梅毒やB型肝炎のほうが圧倒的に感染するリスクがあります。

最も感染の危険があるのは男性同士のアナルセックスです。
性行為のために作られているわけではないので粘膜が弱くすぐに炎症を起こしたり傷がつきます。

その傷から精液をつたい進入します。
なんと 0.57%という確率です。

どれもコンドームを正しく着用すれば感染率は落ちます。
逆にクラミジアや梅毒のように疾患があり、性器周辺に炎症がある場合はHIVの進入を許す可能性がとても高くなります。

感染経路が不明

厚生労働省が出している報告書には必ず「感染経路不明」という結果がでています。

この「不明」は知らない間に感染していたとううことですが、あくまでも聞き取り調査で、感染の原因が特定できない場合です。
感染者が言わない場合もあれば、注射針からの感染なのか性行為なのか断定できないこともあります。

未知なる感染経路があるというわけではありません。


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