性病検査キットの比較、はじめての人にもわかりやすく解説

厚生省への報告が義務付けられている梅毒は、2013年頃より爆発的に増加しています。
2012年までは男性同士の行為で感染する人が多く、ほぼ一定の数で推移していたのですが2013年を境に一変します。

なんと、男女間での性行為が原因で感染している女性が増え始め、さらにその女性から男性へと感染拡大を始めてしまったのです。

梅毒の怖いのは無症状もしくは症状に気がつかない時期もあることです。

ここでは男性の梅毒の症状と感染経路について書いておきます。
また男性の感染を疑っているパートナーがどのように性病検査を促せばいいのかもアドバイス書いておきます。

梅毒は遅くとも2期の症状で発見する

梅毒は感染から3年間くらいはあまり症状が出ず、静かに体を蝕みます。
自分が梅毒に感染しているとは思わずに、性行為を行うので感染を広げる原因でもあります。

ただ、この期間でも梅毒の症状は体に出ているので早期発見することが望ましいです。

梅毒の症状

梅毒の症状は、大きく4つの期に分けられます。
感染直後は無症状が続き、検査も陰性を示します。

梅毒のウイルスは増え方が遅いので、突然第1期の症状が現れます。

第1期(~3ヶ月)

性器周辺もしくは口、手のどこかに硬いしこりができます。

痛みも、かゆみもないので気がつかないこともあります。
しかも自然に消えてしまうので梅毒とわかることは少ないです。

再び無症状の期間となります。

第2期(3ヶ月~3年)
第1期のしこりが、手のひらから足裏、そして全身に症状が出てきます。
梅毒性バラ疹という状況で、とても特徴的な症状が出ます。

自然に消え第3期まで3回目の無症状の時期が出ます。
この2期の時点で、梅毒が発見できることが多いです。

第3期(3年以上)
このステージに来る前に発見はできると思います。
3期は、全身、体内にも感染が広がるので明らかに症状が違います。

第4期
まず現代では考えられないステージで、脳や体の重要組織まで侵食されている状況です。
治療方法がない時代は不治の病でみんな命を落としていました。

発見しやすいのは、第2期で、手足、性器周辺に明らかに特徴的なしこりが出来ます。
特に男性は性器に赤くはれることもあり、パートナーが見つけることも出来ます。

また、2015年の発表では、無症状で発見される人も多くいます。
疑わしい行為、疑わしい症状がある場合はすぐに検査する人も多くなっているようです。

画像でわかる梅毒の症状

梅毒は皮膚に特徴的な症状がでます。
目で見える症状なのでわかりやすいです。

ある産婦人科医のひとりごと
梅毒の画像を掲載しているブログ

梅毒の感染経路、感染率

梅毒の感染経路は性行為、輸血、血液製剤、母子感染があります。

現在の日本、先進国で輸血、血液製剤、母子感染は症例がすくなく、ほぼ全てが性行為による感染といっていいです。

性行為による感染

梅毒の感染経路のほとんどは性行為です。
性器の接触、オーラルセックスなどを通して感染します。

病原は血液や体液にいて、感染力も強く、皮膚や粘膜に傷があるとすぐに感染してしまいます。
オーラルセックスでも感染し、口の傷から入ることもあります。

最も危険なのは男性同士の性行為で、肛門や直腸は粘膜が弱くすぐに傷がつきます。
傷に体液が付着し、病原の侵入を許すことになります。

脅威の感染力

梅毒はコロンブスが新大陸からヨーロッパに持ち帰ったといわれています(諸説あります)。
当時は船しかなかった時代なのに、20年後にはアジア、日本まで病気が伝わりました。

梅毒の驚異的な感染力が1つの原因でもあります。

なんと、梅毒感染者と生で性行為をした場合、感染する確率は30~40%くらいあると言われています。
もちろん、回数、接触時間にもよるのでなんともいえませんがとても感染力が強いです。

一度外に出ると弱くなります

ただ、梅毒自体はとても弱い病原で、体内の血液や体液内でしか生きることはできません。
体外に出た血液、体液の病原は、乾燥・温度の変化ですぐに死滅します。

タオルの共有、入浴などで感染することはありません。
もちろん普通に生活して感染することは考えにくいです。

性病検査の受け方

一部の保健所や病院で検査をしています。

確実に「梅毒の症状」が出ている場合は、検査せずすぐに病院に行きましょう。
女性の場合は婦人科や産婦人科、男性は泌尿器科、皮膚科、内科。
とりあえず病院直行です。

無症状の期間や、疑わしい場合は、郵送の性病検査キットを使うと、自宅で性病検査をすることもできます。
保健所は検査している場所も時間も限られ、普通に生活している人には向かないです。

郵送の検査キットは、検査精度は同レベルで、わざわざ病院で長い時間待たされようなこともありません。
高いお金を払うこともなく、梅毒単体だと3000円台で検査できます。

唯一の難点は、一度梅毒に感染して完治している人は検査しても意味がないことです。
梅毒の反応が検査で出てしまうからです。

もしも梅毒と疑わしい場合は早急に検査することをおススメします。

そして・・・・パートナーが梅毒の疑いがある場合は・・・

パートナーに性病検査の受けさせる方法

パートナーの男性に、梅毒の疑いを持ってしまうこともあります。
浮気をされたり、それに近い言動があったり、もちろん初めて関係を持つときなども心配です。

性病は比較的身近な存在で、以前こんなキャッチコピーがありました。
「カレシの元カノの元カレを、知っていますか」

あなたも知らない誰かとつながっているということで、性病がとても身近な存在ということです。

カレシの過去の経験が3名だったとしても、仮に「元カノ」にそれぞれ20人相手がいたら60人の「カレシの元カノの元カレ」がいるのです。
1人でも性病感染者がいたら、カレシも感染している可能性があるのです。

そう考えると怖いですよね。

出来ればパートナーには検査を受けて欲しいものです。

なかなかパートナーに性病検査を促せない人におススメのパターンを用意しました。

パートナーへの伝え方

ノリのよいパートナーの場合

友達が製薬会社に勤めてて、検査キットをわけてもらったの。やってみない?


製薬でなくても、医療系でもOKで、事前に購入して一緒にチェックします。

ちょっと知的な人の場合で、生の経験がないこと

テレビを見ていたら、HIVや梅毒の話題を報道していた。キスとかセックスで感染する可能性があるんだって言ってたよ。
今後のこと考えると、配だし、あなたにもうつしたくない。だから検査に一緒にやらない?

最近はニュースでもよく話題になるので、タイミングは比較的多いです。
「今後のこと」はゴム無しの行為や結婚前提の場合という意味です

性病はパートナー同時に感染するリスクがあります。
自分だけが治しても、またすぐに相手から病気をもらってしまうので性病検査は一緒に受けるのがベストです。

疑わしい行為があった場合は検査しておきましょう・


イチオシの性病検査キット
STDチェッカー


その特徴は
  • 厚労省の精度検査で「100%完全一致」した唯一の郵送検査事業者。
  • コールセンターは性感染症学会認定士など専門家が対応
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  • 採取を失敗しても再検査を無料で実施してくれる
  • 注文者と一切紐づかない、完全匿名検査
  • 宅配便注文で全国翌日受取可能!
  • メール便は送料無料で、不在でも受けとり可能

数ある郵送検査キットのなかでも、信頼性がもっとも高い郵送検査キットです。
2015年に公開された厚生労働省のエイズ対策研究事業の精度検査で、唯一精度100%という結果になりました。

また、性病検査のスペシャリスト企業なので、コールセンターも性感染症学会認定士など専門家が対応し、万が一陽性だったとしても安心です。