性病検査キットの比較、はじめての人にもわかりやすく解説

梅毒は、古くは完治できな病気で、症状によって1期から4期まで区分されてきました。
特に3から4期になると外見も大きく変わり、脳や神経も犯され死に至るためとても恐れられてきました。

現在は治療方法が確立され、現在の日本で3,4期の梅毒にかかることはまずありません。

治療法ができてから世界で患者数も減りはじめ、男性同士の行為で感染することの多い比較的限られたコミュニティだけの病気になっていました。

しかし2011年ころを境に、日本では急激に梅毒患者が増えはじめ、厚生労働省の把握では、2015年は新たな患者数が2697件、2010年の621件から4倍を超える感染者が報告されました。

実は、男性間の感染者はほぼ横ばいで、それ以上に異性間の女性、男性が増えているのが特徴です。

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梅毒に感染したことを確認するには、症状としてでる「しこり」を見つけることが1つのポイントになります。
ここでは梅毒のしこりの特徴について記載します。

※ 症状はそれぞれの体調や感染状況により異なります。
  ここで記載している期間や症状は、一般的な目安として参考にしてください。

梅毒1期のしこり

梅毒のしこりの特徴として、かゆみやいたみを伴うことがありません。

「下疳」と呼ばれるびらんや潰瘍(かいよう)ができます。
出血はなく、さわると硬く、サイズは数ミリから2cm程度です。

この段階でしこりに気づき、梅毒を発見する人は稀です。
女性では半分以上、男性でも3人に1人は感染に気づきませんし、放置してしまうこともあります。

常に梅毒を意識している人や感染の疑いを持っていた人くらいです。

しこりの出る時期

第1期の梅毒の症状は、感染した時期から3-4週間後に始まります。
早い場合は1週間前後、遅いと12週以上ともいわれています。

気が付かない場合もあるし、それぞれの体調で、一概に数字で当てはめることは難しいです。

しこりが出ても、2,3週で、何事もなかったように収まります。
第2期までの無症状の潜伏期間に入ります。

しこりの出る場所

1期のしこりは「感染したその場所」にできます。

精液、膣内分泌、血液感染もしますからその血液や体液により侵入した場所です。

性行為であれば、性器周辺が場所として最も可能性が高いです。
唇に炎症があり、オーラルセックスをして体液に触れる場合は唇にもできます。
おしりを使っていれば、その周辺にできます。

そのほか、ありそうなシチュエーションとして、例えば指に傷ができ、そこに血液や体液が直接付着すれば感染する可能性があり、しこりができます。

性行為では性器周辺の他に、指、唇も傷ができやすく侵入を許すことが考えられます。

梅毒1期のしこりは、「どこにできる」と決まっているわけではないです。
「感染した場所」にできます。

梅毒1期のしこりの特徴のまとめ

  • 数ミリから2cm程度
  • いたくもかゆくもない
  • 感染してから3-4週でできる
  • 感染した場所にできる
  • 主に性器周辺、口、指といった相手の体液に触れるか所
  • 発症から2-3週で消える

梅毒2期のしこり

梅毒性バラ疹とよばれる直径約1cm大の円形/楕円形の淡紅色の斑点が体中にできます。
いたみもかゆみもなく、さまざまな形をしていて色が特徴です。

このしこりも、治療をしなくてはやがて消えます。
数週間-数カ月後にまた出てくることもあります。

またしこり以外の症状も出ます。

しこりの出る時期

第2期は梅毒が全身に広がっている段階です。
目安として感染後3か月頃から梅毒性バラ疹がでます。

早い人で感染から2か月ころから症状がでます。

しこりの出る場所

第1期と大きく違うのは、梅毒性バラ疹が手のひらや足の裏にできます。
基本的に発疹ができにくい箇所なので、認識しやすいです。

そのほかの注意点

第2期は全身の病気に代わっています。
そのため、発熱や疲労感、食欲不振などもみられます。

外見では、唇や外陰部の内側、肛門に、「扁平コンジローム」ができることもあります。
そのほかに小豆大のブツブツが顔、体、手足にできることもあります。

梅毒2期のしこりの特徴のまとめ

  • 梅毒性バラ疹が手足・顔にでる
  • 小豆大の発疹が顔、体、手足にできる
  • 扁平コンジローマは肛門周囲や外陰部にできる
  • 症状が現れない期間があり、外見から梅毒感染がわからないこともある

潜伏期もあり、感染していても症状が現れない状態もあります。

疑わしいしこりの診断チェック

梅毒は、初期の段階で感染に気が付きにくく、無症状の期間もありなかなか判断が難しいところです。
2015年の調査では約3割の人が、無症状の期間で梅毒を発見しており「過去にしこりがあった」ことを怪しく思い検査したのだと思われます。

  • 疑わしい行為が過去にある
  • 疑わしいしこりがあった
  • バラ疹のようなしこりが手のひら・足の裏にあった
  • 小豆大の発疹が体にあった
  • 扁平コンジローマができていた

これらの疑いがある場合は、今症状がなくても、梅毒の可能性があるので検査することをお勧めします。

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